この孤独を中心として
- 人と同じことができない
- 良し悪しを抜きにしても嫌なゾワゾワはある
- 好きでも、圧倒的好評にはノレない
- 音やストーリーテリングの「強制力」も苦手
- 信念からそうあろうとしていると思ってきた
- けれど実はDNAに書かれているのかもしれない
- 小学校の最初の遠足で、開始即逆走してほぼ最後まで迷子だったこととか
- 幼稚園の頃外遊びを強制されなかったのがよかったけれど、人との交流は苦手になった
- 人と同じ状態になりたくない
- なれないというより、なりたくない、だからこそなれない
- 私の意思が誰かに握られている状態が気持ち悪い
- つまり輪に入れない
- 輪とはなにかを取り囲む円周だ
- 穴の中心か外側かしかなく、私はドーナツの上には立てないということ
- 取り囲まれる中心になるか、取り囲むことすらできない外側に去るか
- 取り囲まれても中心は寂しい
- けれど外側はもっと寂しい
- しかし輪に無理やり居ようとして実感する孤独より厳しいものはない
- それでも「自分」が死んでくれないならば
- 「外れ値にも意味がある」と仮定するしかない
- なにもないところに輪を生み出すしかない
- 「しかない」しかない他の孤独たちがドーナツを形成してくれればよい
- 外側の温度と同じまま中心に居られさえすれば